2021/03/01 11:52
なかなかライブに行けなくなってもう一年近く。
DMBQ、ボアダムスの増子真二さんのsuper amp festivalという超コアなイベントのため久々に難波bearsへ。

増子さんがコロナ禍の中メンテを続けていた10台のヴィンテージアンプを全部鳴らすという危険極まりないイベント。
ボランティアとして搬入を手伝っていた友人に、開場前に落ち合い「どう?」って聞くと「やばいよ絶対耳栓しないと耳つぶれるよ」と言われ興奮と恐怖とが入り混じりながらbearsへ。
耳栓をもらい(ポケットに入れてたのを怖くて何回か確認しながら)中に入ると積み上げられたアンプの壁。
プレキシマーシャルからイグネイターからそもそも一個で充分音のでかいアンプが山積み。
これが一気に全部鳴るのか…怖い…
いざ演奏が始まり、最初はジワジワと小さめのドローン系の音だったので、ちょっと耳栓を指で開けてみたりして
やっぱり全開の音で聴きたいしね とかやってましたが
中盤からはもう本当に無理。内臓が震えるわ、少しでも耳栓を緩めるとバリバリバリバリと雑な耳かきで鼓膜直イジリのような大音量。
DMBQのライブ行ったことのある方は最後のドラム御神輿の時の3倍と考えてください。
とりあえず音がすごく良かった!低音系と高音系でアンプは2つに使い分けられており、低音はベースアンプも使用し、音像がくっきりしていて、それが音の壁となって轟音で腹にくる。ちゃんとソロの単音はフィードバック壁の中でも綺麗に抜けてくるし、音作りというかどうやってコントロールしているんだろう、普通の人には真似できない ライブとは違う非常にテクニカルな印象を受けました。
人生で一番大きい音を体感したんじゃないかな。
搬入を手伝った彼は一個一個のアンプセッティングの時にそれぞれ単品の音を聞けていたようで本当にうらやましい。
この後のアンプについてのトークについてもお話がとても面白く、アンプの質により出したい音が限定される。フレーズはアンプが決めているのではないかというなかなか面白い内容でした。
最後に搬出を少し手伝わせてもらい、増子さんにレコード仕入れについて快諾いただき、DMBQと増子さんソロのアナログが少量入荷しました!爆音で!アナログで是非!